2014年3月31日

アルミ新地金、対日割増金365―369ドル 最高値を大幅更新

海外アルミニウム製錬メーカーと日本の需要家との間で行われている、4―6月期のアルミ新地金対日プレミアム(割増金)交渉は、一部でトン370ドルがあったもようだが、おおむね365―369ドルで収束する方向だ。これまでの最高値だった、1―3月期の255―256ドルを大きく更新した。世界的な需給タイトを背景に、生産者側は交渉開始とともに強気姿勢。複数の国内メーカーは、「缶材などが需要期であるため、高いプレミアムを受け入れざるを得なかった」と話す。