2014年4月10日

地金需給予測、14年 鉛・亜鉛不足拡大

非鉄ベースメタルの国際研究会がこのほどまとめた世界地金需給予測によると、鉛と亜鉛は2013年、14年と供給不足が続く見通しだ。世界消費の4割以上を占める中国にけん引され、需要量の伸びが供給量の伸びを上回る。銅は生産量の伸びが大きく、14年に5年ぶりの余剰バランスに転じる見通し。ニッケルはインドネシアの鉱石禁輸政策の影響で、余剰幅が13年から狭まる。