2014年4月14日

鉛遮へい材 原発関連需要、再び動く

復興関連の鉛遮へい材の需要が再び高まりつつある。このほど、福島第一原子力発電所の汚染水浄化事業向けに、海水検査装置用の遮へいルームの納入・設置が始まった。原発に関する鉛の直接ニーズは、東日本大震災の直後に緊急出荷があった2011年以来のこと。さらに今後は、廃炉を見据えた鉛キャスク(核燃料輸送容器)の長期案件も想定されている。