2014年4月28日

アルミ圧延品生産199万トン 13年度1.9%増 建設・車けん引

日本アルミニウム協会が25日発表した2013年度のアルミ圧延品(板・押出合計)生産量は前年度比1・9%増の198万7895トンで、3年ぶりに前年度実績を上回った。出荷も1・8%増の198万7932トンで、10年度以来のプラスとなった。消費税増税前の駆け込み需要を背景に、住宅や自動車などの分野で下期(10―3月)の販売が増加。アルミ圧延品でも押出の回復が加速した。ただ板の伸び悩みもあって、全体では200万トンの大台に届かなかった。