2014年5月7日

電子部品出荷 全品目、2桁増

 電子情報技術産業協会(JEITA)が30日発表した2月の電子部品グローバル出荷統計によると、日本メーカーの総出荷額(海外生産分含む)は前年同月比23%増の2688億円だった。12カ月連続で前年実績を上回った。為替の対ドル円安により、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末、車載向け電子部品の輸出が堅調に推移したもよう。一方、国内向けの出荷も16%増の790億円で、6カ月連続の前年比プラス。13年前期まで続いた低迷からの復調傾向にあることが明らかになった。