2014年9月1日

アルミ新地金30円高、国内価格290円 10―12月

国内軽圧品相場の指標となるアルミ新地金価格は10―12月、8月末に比べキロ30円高の290円になる見通しだ。7―9月に続き2四半期連続の値上がり。ロンドン金属取引所(LME)在庫の減少が好感され、7月にかけてLME相場が年初来高値を更新したことを反映し、アルミ新地金価格も2009年1月以降で最高値となるもようだ。板や棒などの軽圧品は新地金に連動する価格方式を採用しているため、流通各社は今後、相場への全額転嫁を図ることになる。