2014年9月17日

古河電工・日立金属 中国銅管合弁、持ち分譲渡

古河電気工業と日立金属は、中国で銅管を製造販売する合弁会社、上海日光銅業(SSC)の出資持ち分の71%を銅管世界最大手の金龍精密銅管集団(本社=河南省)に譲渡する。譲渡予定日は2015年4月末としており、譲渡額は非公表。中国の銅管市場は競争が激しく、工場の稼働率が低迷する中、現地の有力メーカーに経営権を譲ることで、原料調達力の強化や販路拡大につなげたい考えだ。