2014年10月17日

ニッケル、15年供給不足 住友鉱予測

住友金属鉱山は2015暦年のニッケル世界需給を5年ぶりの不足バランスと予測する。供給は前年比1・9%増の198万4000トン、需要は同4・3%増の201万6000で、需要の伸びが供給の伸びを上回る。インドネシアの鉱石禁輸政策の影響で、中国のニッケル銑鉄(NPI)減産を予想する。逆に14年はNPI生産があまり減っておらず、需給バランスを若干の余剰に見直した。