2014年10月21日

電線出荷復調6.4万トン 9月7%増 建設電販けん引

日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の9月銅電線出荷量をまとめ、速報値で前年同月比7・1%増の6万4200トン(銅量)と発表した。前月にいったん調整したものの、2カ月ぶりの増加に転じた。総量の40%以上を占める建設・電販部門が復調し、全体の需要を押し上げた。一方、光製品の8月出荷実績は、同2・9%増の305万7526キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、3カ月ぶりに増加した。