2014年10月23日

錫の国内需要縮小 はんだ生産減少加速

錫の国内需要が縮小している。約6割を占めるはんだ生産が、弱電の不振によりマイナス基調が続いている上に、電子部品の軽薄化や材料代替に伴い錫使用量が減少。近年の度重なる供給不安もあって、海外はんだ工場では現地調達が完全に定着し、為替の円安による国内回帰も全く見られない。地金輸入は減っているが、錫資源が多ソース化して相場も緩んだ今、新たな用途開発が待たれている。

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