2014年12月4日

銅板需要が改善傾向 10月生産 リーマン後最高

銅板の需要が改善している。10月の国内生産量は前年同月比22%増の1636トンと、08年のリーマン・ショック以降で最も多くなった。市中の問屋筋からも、工作機械や重電といった設備投資関連の引き合いが秋口で底入れしたとの話が聞かれる。ただ、国内の景況感が悪化していることもあり、年明け以降も改善傾向が続くかどうかについては、懐疑的な向きもある。

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