2015年4月20日

KANZACC、銀系めっき 耐摩耗性が大幅向上

 KANZACC(大阪市北区、石橋久和社長)は17日、耐摩耗性能を改善した「銀系特殊めっき」(anga―U plus)の開発に成功し、自動車市場に本格投入すると発表した。本年度下期から生産を開始、来年度には約1億円を投じて専用ラインを設置する。同社ではこのほか、各種めっき製品の特長を生かし、自動車市場向けめっき事業の売上高比率を、前年度の10%から本年度30%、18年度までに50%超に引き上げ、自動車向け売上高で5億円以上の達成を目指す方針だ。