2015年10月1日

銅スクラップ、10―12月長契 一部除き据置き 増量打診も散見

 電解銅箔、伸銅、製錬メーカーは、原料問屋と結ぶ10―12月期の銅スクラップの長期購入契約を、一部メーカー以外、価格条件、数量ともに総じて前期から据え置いた。メーカー各社の受注状況は上向いていないものの、原料の在庫量は減少しており、納入量の増加を問屋に打診するメーカーが散見される。ただ、価格条件の改善がなく、銅相場の低迷で発生難が深刻なため、据え置きで契約する問屋が圧倒的大勢。

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