2016年9月5日

アルミ新地金プレミアム、生産者80―82ドル提示 10―12月期

 10―12月期のアルミニウム新地金対日プレミアム(割増金)交渉が始まった。一部の生産者は前四半期より9―14%ほど安い、トン80―82ドルあたりを提示してきた。アルミ相場の上昇基調とともに、アジアなどで生産が増えてきたことが背景にある。ただ、商社は「70ドル台のスポット価格から見ると、割高に映る」と指摘する。アルミの国際会議が今月下旬に開かれることもあって、交渉は長引く可能性もありそうだ。

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