2016年10月17日

韓国、黄銅棒輸出4分の1に 大手の操業停止で

 韓国の黄銅棒輸出が急減している。韓国関税庁がこのほど発表した貿易統計によると、9月輸出量は4カ月連続で前月を大幅に下回り、1185トンに落ち込んだ。最大手メーカー・大昌の操業停止が原因で、停止前と比べると約4分の1の水準。最大輸出先の中国市場では転注が発生しており、復旧まで長引けばアジア圏の黄銅棒の商流が大きく変わる可能性がある。