2017年5月15日

神戸製鋼、海外拠点費用で40億円減益影響

 神戸製鋼所の金子明副社長は10日開催したアルミ・銅事業部門の決算説明会で、ノベリス韓国法人との合弁会社設立、中国・天津工場や北米のアルミ拠点立ち上げなどに伴う費用発生で、2018年3月期(17年度)に経常利益段階で40億円のマイナス影響が生じる見通しだと話した。ただ17年度は前年度から一転して在庫評価益が見込めるほか、アルミ板を手掛ける真岡製造所(栃木県真岡市)などの生産などが引き続き旺盛なため、前年度比で増益を確保できるとした。