2017年8月4日

改正バーゼル法、対象物など検討会発足

 環境省と経済産業省は特定有害廃棄物の輸出入を規制する「バーゼル法」の来年秋の改正に向け、輸出向け雑品スクラップに含まれる規制対象物などを議論する検討会を立ち上げる。検討会では一部金属スクラップの輸入手続き簡素化に関する再生利用事業者認定制度も議論し、年内に取りまとめる。廃棄物行政に詳しい学識経験者5人が委員を務め、日本鉄リサイクル工業会、日本鉱業協会、非鉄金属リサイクル全国連合会などから5人の業界関係者がオブザーバー参加する。