2017年8月9日

東邦亜鉛、資源・製錬一体で強化

 東邦亜鉛の丸崎公康社長は、8日のIRミーティング(決算説明会)で国内製錬事業の今後の方向性について、豪州の資源事業と結びつけて競争力向上を図る考えを示した。安中製錬所(群馬県)を核とする亜鉛製錬事業では、内需見合いの生産態勢の下、有価金属の実収率を高めていく。契島製錬所(広島県)を核とする鉛製錬事業では、鉱石と使用済み鉛蓄電池の両方を処理できる強みを引き続き生かす。丸崎社長は6月28日付の就任。