2017年8月22日

銅電線出荷5カ月増 建設が堅調

 日本電線工業会は21日、国内電線メーカー約120社の7月銅電線出荷量を発表し、速報値で前年同月比3・3%増の5万8500トン(銅量)と、5カ月連続のプラスになった。総量の4割超に達する建設・電販部門が3カ月続けて増勢を維持し、自動車も好調さを保っていることを受け、全体を押し上げる結果となった。一方、光製品の6月出荷実績は、同2・3%減の407万4483キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、2カ月連続のマイナスとなった。