2017年9月25日

LIXIL・東電の合弁会社、ZEH普及へ10月始動

 LIXIL(本社=東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)と東京電力ホールディングス傘下の小売事業者、東京電力エナジーパートナー(EP、本社=東京都港区、川崎敏寛社長)は21日、エネルギー消費を実質ゼロにした住宅「ゼロエネルギー住宅(ZEH)」の普及促進を目的とした合弁会社を設立し、10月1日から事業を開始すると発表した。新会社はLIXILが販売する窓やドアなどのZEH向け建材を購入した施主(顧客)を対象に、太陽光発電システムを割賦販売する。太陽光発電の余剰電力を新会社が一定期間売って収入を得る代わりに、顧客の毎月の割賦支払を実質なくす。ZEH購入時のイニシャルコストを低減してZEHの普及促進を図る。