2017年11月28日

日立金属、三徳を子会社化 希土類磁石事業一貫化へ

 日立金属は28日、希土類(レアアース)総合メーカーの三徳(本社=神戸市、岡田力社長)の子会社化に向けた基本契約締結を締結したと発表した。高性能希土類磁石について、中間原料であるストリップキャスト(SC)合金から磁石の製造、リサイクルまでを国内で一貫化する。株式取得は2018年4月2日を予定。取得率・取得額は未定だが、完全子会社化(100%、約40億円)を目指すとしている。