2017年12月15日

八戸製錬 18年設備投資、不純物対応を強化

 三井金属85・5%出資の亜鉛・鉛共同製錬会社、八戸製錬(本社=東京都品川区、吾妻伸一社長)は2018年、八戸製錬所(青森県八戸市)で数億円の設備投資を計画する。溶鉱炉ドロス脱塩設備を導入し、不純物対応力をさらに強化するほか、中型定期修理として秋に電気集塵機やバグフィルターの更新を計画している。創立50周年を迎え、リサイクル製錬技術を深化させてきた同社は、次なる50年に向け「人と技術を将来につなぐ」(吾妻社長)べく技術の「見える化」を進め、世界最強の製錬所を目指す。

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