2017年12月28日

アルミ圧延品、11月生産2カ月ぶり減

 日本アルミニウム協会が27日発表した11月のアルミ圧延品(板・押出合計)の生産量は前年同月比0・7%減の17万4455トンで、9月以来2カ月ぶりのマイナスとなった。ボトル缶の減少を反映して缶材が前年実績を割り込んだほか、建材も新設住宅着工戸数の落ち込みを受けて前年の同じ時期を下回った。自動車向けは引き続き好調だが、伸び率は板を中心に10月以前より縮小した。