2018年2月20日

廃バッテリー、市中価格1年ぶり軟化

 廃バッテリー(使用済み自動車用鉛蓄電池)の市中取引価格が軟化してきた。寒波・豪雪の影響で補修取り替えに伴う発生量が増え、需給バランスが小緩んで約1年ぶりにキロ2―3円下落。一次製錬・二次精錬メーカーの原料事情も改善されているが、今春以降は一次製錬メーカーの調達減により、鉛中間原料のブリオン(粗鉛)の荷余り予測も出ている。