2018年3月16日

大木伸銅、今期生産4%減3.2万トン

 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は、今期(2018年12月期)の生産量が前期比4%程度少ない3万2000トン弱になりそうだとみている。国内の黄銅棒需要は前期まで増加基調が続いていたが、ここにきて一部調整もみられる。ただ、これから東京五輪関連の設備需要などが増える可能性もあり、実需が大きく下振れするとは考えていない。営業利益は3期ぶりに10億円を割り込むと予想する。