2018年5月23日

神戸製鋼所、長府に溶解鋳造増設

 神戸製鋼所は、銅板条の大型設備投資を行う。長府製造所(山口県)で約25億円を投じて溶解鋳造設備と焼鈍炉を増設し、中国の加工拠点でも約3億円かけてスリッターを増やす。いずれも稼働開始時期は2019年前半を予定。同社の銅板条は自動車用のコネクターや半導体向けで需要拡大が見込まれ、設備増強により月間生産能力を現行比500トン多い約5600トンに高める。