2018年6月21日

アルミ新地金交渉 7―9月対日プレミアム、2%高132ドルで一部決着

 7―9月期のアルミニウム新地金対日プレミアム(割増金)交渉は、前四半期より約2%高いトン132ドルで一部決着した。3四半期連続の上昇で、3年ぶりの高値水準となる。生産者側が当初提示した159―160ドルから値を下げたとはいえ、交渉は依然として難航している。生産者側の強気姿勢は変わらない一方、国内需要家は割増金のさらなる引き下げを求めているなど、両者の隔たりは大きい。