2018年7月9日

仏エラメット、電池事業に強い意欲

 仏合金鉄・ニッケル大手エラメットのクリステル・ボリ会長は5日、都内で記者会見し、電池関連ビジネスへの参画に強い意欲を示した。アルゼンチンのリチウム鉱床開発には約4億ユーロ(約520億円)の投資額を見込む。ニューカレドニアとインドネシアのニッケル鉱山の資源を生かして、電池正極材向けのニッケル塩やニッケル―コバルト塩を生産する可能性も検討する。電池リサイクルではリチウム回収技術の確立に着目する。

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