2017年1月11日

米スクラップ続騰 内需増、トルコ向け高映す

 米国鉄スクラップ相場が続騰している。国内商社などによると、海外市況の指標となる米国コンポジット(ピッツバーグ・シカゴ・フィラデルフィアの東部3地区平均)価格は、現地9日時点で前週比36ドル高の286・17米ドル(HMS・No.1、約3万3400円)へと上昇。冬場を迎えて市中鉄スクラップ流通が停滞する中、メーカー稼働率の好転などによる内需増、トルコ向け輸出価格の続伸などが米国相場を押し上げたとみられる。

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