2018年3月7日

米国検討の輸入制限 世耕経済省「日本の対場を引き続き示唆」

 世耕弘成・経済産業大臣は6日の閣議後会見で、米政府が検討する鉄鋼、アルミ製品に対する輸入制限について、同盟国の日本の高品質の鉄鋼、アルミ製品は米国の安全保障に影響しておらず、米国の雇用、経済に貢献ししているという日本の立場を引き続き伝える考えを示した。既に措置を発動した場合の強い懸念をロス米商務長官に電話で直接伝えたことも強調。欧州連合(EU)などが示唆している報復措置について問われ、現段階では米政府が検討中のため、予断を持ってコメントできないとした。