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更新日: 2011年4月18日

日本精線、ベリリウムを使用しない高強度銅合金線を開発

 日本精線は、環境調和性に優れた高強度導電ばね用銅系合金線「ELEMETAL(エレメタル)」を、東北大学の石田清仁名誉教授らと共同開発し、一部ユーザー向けにサンプル出荷を開始した。有害なベリリウムを使用せずに、ベリリウム銅と同等の強度やばね特性を持つ銅系合金線で、素材は東北特殊鋼が製造し、日本精線枚方工場(大阪府枚方市)で伸線や焼鈍を行いワイヤ化する。

 エレメタルは、熱処理により強度や導電率が向上する析出硬化タイプの材料。表面処理なしでも高いはんだ濡れ性を持ち、耐はんだ食われ性も良好。生産サイズは線径0・08ミリメートルから1ミリメートルで、それ以下の線径についても対応可能としている。

 電子材料ばね材には、以前からベリリウム銅やりん青銅が一般的に使われており、特に小型・軽量化や耐久性が求められる部材には、高強度特性を持つベリリウム銅が広く使われている。しかし、ベリリウム銅自体は無害ながら、ベリリウム元素はリサイクル時に気化した際、人体に影響を及ぼす毒性を発生させることで、環境重視の観点で問題となってきている。このため、グリーンプログラムによる製品リサイクル化を進める電機メーカー各社では、ベリリウム銅に替わる好適材料へのニーズが高まっている。

 同社主力製品のステンレス鋼線は、高強度や高耐食の特性を持つが、導電性が低く、電子材料としての用途は限られていた。今回、新開発の高強度銅系合金線を市場投入することで、光学ドライブの光ピックアップサスペンションワイヤや、半導体検査のプローブピン、携帯電話部品用ばねのほか、各種電気接点ばねなど、広範囲での需要獲得が見込めるとしている。

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