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更新日: 2011年4月22日

POSCO、高マンガンTWIP鋼を開発 強度と加工性両立、車体用普及狙う

 韓国のPOSCOは、強度と加工性を両立した高マンガンTWIP鋼を独自開発した。マンガンを多量投入して強度と軟性を同時に高めた。昨年は次世代自動車鋼材として、欧州市場向けの初輸出にこぎつけた。自動車内板に主に使うTWIP鋼を車体の軽量化にも資する新鋼種として普及させたい考え。

 POSCOが開発した高マンガンTWIP鋼は引っ張り強度980メガパスカル、延性60%以上で、高い加工性と高強度を備える。小規模電炉で溶鋼を生産し、鋼塊を造って圧延する。小規模生産で生産性を改善する試みが2007年から始まった。

 一般鋼に比べてマンガンを30倍、アルミを300倍投入し、溶鋼を精錬する際には溶鋼の温度を上げながら歩留まりが悪化する難点があった。脱炭時にはTWIP鋼の合金が酸化するのが難点。連続鋳造工程では、潤滑剤のモールドフラックスと溶鋼に含まれるアルミが反応して粘度が上がり、スラブ表面に亀裂が生じるなどの問題があった。

 生産時間、成分制御、連鋳などの課題を一般鋼の操業レベルで改善した。問題点を一つ一つ解決し、昨年高マンガンTWIP鋼の開発、商業化に成功した。

 TWIP鋼は塑性変形鋼のオーステナイト組織内部で金属元素が変形双晶を形成することで、応力集中を緩和し、軟性を進める現象。マンガン、炭素を多量に添加することで、変形双晶を誘導し、加工硬化率を高め、高い延性を持たせる。

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