- 鉄鋼・非鉄金属業界の専門紙「日刊産業新聞」 - http://www.japanmetal.com -

開明伸銅、カドミレスの黄銅異型中空棒を開発 小ロットにも対応

 黄銅・アルミ押出メーカーの開明伸銅(本社=京都府亀岡市)はカドミレスの黄銅異型中空棒を開発し、このほど発売を開始した。併せて製造・販売体制を整備し、小ロット対応できるようにした。商品名は『ミトーセル』とし、異型中空棒の形状を生かした難切削加工や工程短縮ニーズの開拓を目指す。

 同社は黄銅・銅の異型棒とアルミ特殊形材の押し出し・引き抜きに特化したメーカー。黄銅異型棒の生産能力は月200トン。3000種類以上の金型ダイスを有し、多品種・小ロット対応を強みにしている。

新製品・新技術 製造面ではカドミレス材料の加工特性に合わせた金型、押出、矯正技術を確立し、多孔中空棒の開発にも成功。さらに小口のニーズが予想されるため、中空棒仕様の小型押出ビレットを鋳造する体制を整え、最小受注ロットを一段下げた。これにより、従来のオーダーメードから大幅な低コスト化を実現した。

 それに合わせ、販売面では価格体系の見直しを行い、カドミレス中空棒だけの加工賃・サイズ増し値を設けた価格表を作成した。製品サイズは最大外接円50ミリ、最小肉厚2ミリ。4―5メートルの長尺にも対応する。