2012年4月24日

日立機材、鉄骨造の柱梁接合部補強工法を発売 納期・コスト3割軽減

 日立機材は23日、鋳鉄製部材を用いる鉄骨造の柱梁接合部補強工法「スマートブロック工法」を同日、発売したと発表した。接合部を外側から補強する金物を販売する。角形鋼管内部をダイアフラムで補強する従来工法と比べて鉄骨製作や検査工数を削減し、納期や総コストを3割程度軽減する。

 鉄骨造の柱梁接合部で梁に段差ができる場合に鍛造製の金物「スマートブロック」を溶接する。角形鋼管内部にダイアフラムを通す場合、事前に必要となる超音波探傷検査を省略でき、施工を効率化できる。

 金物「Cブロック」を使って、柱側面と梁フランジ側面も一致させ、外壁材との納まりがよくなる。

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