2012年12月12日

JFE建材、橋梁用防護柵を開発 形状連続性で景観高める

 JFE建材は11日、土工部用防護柵と形状連続性を持った橋梁用防護柵を開発したと発表した。橋梁用と土工部用の防護柵は設計諸元が違うこともあって形状が異なるが、形状の連続性を確保することで、道路全体の景観性を高めることができる。販売価格も従来品比べ10―15%低く設定した。

新製品・新技術 販売開始したのは「V―GP型橋梁用防護柵」。昨年10月から開発に着手し、約1年で実用化までこぎ着けた。独自技術を使って支柱を鋼管とし、土工部景観型ガードパイプV―PGとの連続性を確保したことが大きな特徴。また横梁をブラケット取り付け方式として縦断勾配に自在に対応できるようにしている。ビーム上面にはボルトなどの突起物もない。

 基本色はダークブラウン、グレーベージュ、ダークグレーの3色。夜間の視認性向上のためオプションとして再帰反射塗装や反斜体Vデリ(1個当たり6000円)などにも対応可能。