2013年1月30日

片木アルミ、高放熱性アルミ板開発 透明塗料で光沢維持

片木アルミニューム製作所(本社=大阪府泉南市)はこのほど、高放熱性塗膜を施した透明色アルミ板を開発した。 同製品は、1000系アルミ板の片面または両面に高放熱性塗料を5―10ミクロン塗布した板で、従来品のように白や黒色ではなく、全光透過率が90%以上の透明色となっている。そのため、アルミ特有の光沢を維持したまま製品化できる。 使用する塗料は、環境に配慮した水溶性で、塗膜のないアルミ板に比べて、温度低下率は10―20%向上。塗料と板の密着性もよく、180度の曲げ試験においても塗膜剥離も起こさない。

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