2015年10月9日

近畿工業、新シュレッダー開発 雑品スクラップに特化

 破砕機メーカー大手の近畿工業(本社=兵庫県三木市、和田直哉社長)は工業系雑品スクラップの破砕・分離処理に特化した「スーパーシュレッダー」を開発し、今年12月から本格販売する。鉄や銅、アルミなどが複合するため、雑品スクラップの選別処理は困難だが、新開発した「スーパーシュレッダー」では破砕しながら各種金属に分離することにより、破砕の後工程となる選別工程を高精度化。同社では機械単体での販売以外に、金属選別機等を組み合わせたプラント販売、既存選別ラインへの導入などを提案していく方針という。