2016年3月31日

JFE建材、大口径アーバンリング工法開発

大口径アーバンリング工法
 JFE建材(久保亮二社長)は30日、加藤建設(愛知県海部郡、加藤徹社長)とJFEスチールと共同で、直径30―50メートル級・深度100メートル級の大深度立杭をコンパクト・短工期で施工できる合成構造セグメントケーソン工法「大口径アーバンリング工法」を開発したと発表した。これまでのアーバンリング工法は最大直径15メートル、最大深度72メートルで主に仮設用途が中心だったが、都市部を中心に鉄道・道路・河川・下水事業など地下利用が進んでいることに伴い、取引先などからより深度の深いものや本設用途での利用を望む声が強く、2年前から開発に取り組んでいた。今後、5年以内に3件程度の受注につなげたい考えだ。