2009年1月8日

高炉5社、下期減産1000万トン規模

 新日本製鉄、JFEスチールなど高炉メーカー各社は鉄鋼需要の減退に対応するとともに鋼材在庫を圧縮するための生産調整にそれぞれ取り組んでいるが、2008年度下期の5社トータルの上期比減産幅は1000万トン規模に達するとの見方が出始めた。

 世界同時不況の影響が本格化してきたことを受けて自動車、建設機械など製造業各社が減産を強化。1―3月の鉄鋼需要が一段と落ち込む見通しとなっているためで、特殊鋼メーカー各社も大幅減産に入っている。

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