2009年1月20日

東京製鉄、厚板6000円引き下げ 異形棒は3000円上げ

 東京製鉄は19日、2月契約分の鋼材店売り(一般流通)価格を発表、異形棒鋼をトン当たり3000円値上げし、厚板は6000円下げ、その他品種は据え置いた。

 下げ過ぎた異形棒鋼を2カ月連続で値上げ(計5000円)したほか、需給が緩み始めている厚板の販価を2カ月ぶりに引き下げた。

 マーケットについては「条鋼類の在庫調整は進んでいるが、鋼板類は遅れている」(大堀直人常務)との認識を示した。