2009年2月4日

神戸製鋼、下期減産105万トンに拡大

 神戸製鋼所は本年度下期(10―3月)の粗鋼減産幅を昨年12月時点の上期比60万トンから同105万トンに拡大した。自動車など製造業向けの高級鋼材需要が想定を上回る勢いで減少しているためで、第4四半期の生産を前年同期比36%減、前期比29%減の130万トンまで落とす。

 下期の生産量は上期比25%減の313万トンとなり、本年度の生産量は前年度比9・4%減の731万トンにとどまる見通しとなった。