2009年2月5日

ドラム缶需要、回復のめど立たず

  ドラム缶各社の生産量が前年比4―5割程度の大幅な減少になっており、需要回復のめどが立たない。

 最大手JFEコンテイナーが29日に発表した2008年度の業績見通しによると、08年12月から前年比4割程度出荷本数が減少しており、当面現状の低水準が続くとみている。他メーカーも当面大幅な減産が続く見通し。加えて、出荷が過去最高を更新した上半期の需要見合いで手配した原板の冷延鋼板が積み上がり、出荷に対する在庫水準は過剰となっている。