2009年2月19日

印・SAIL、2012年に粗鋼2600万トン

 印国営鉄鋼最大手スチール・オーソリティ・オブ・インディア(SAIL)は景気減速後も生産能力の拡張を計画通り進め、2012年に年間粗鋼を2600万トンに引き上げる。現能力比で1・8倍。各製鉄所の増強とともに国内外で鉱山開発を進め、鉄鉱石を100%、原料炭を20%自給する。

 S・K・ローンタ会長が産業新聞社のインタビューを受け、「固まった計画ではないが、2020年に6000万トンをめざしている」と語り、成長する内需に対応して能力拡張を続ける考えを示した。

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