2009年2月23日

JFEスチール、福山第3高炉休止

 JFEスチールは20日、西日本製鉄所福山地区の第3高炉を2月末までに休止すると発表した。上半期に比べて下期は粗鋼生産を400万トン減らす計画は変えない。低操業が続くなかで、今後の受注見通し、生産効率、コストなどを総合的に判断した。

 在庫調整の進展に伴い、本年央以降の需要回復を見込んでいるが、直ちにフル生産が必要な事態はないと想定。2基目の高炉休止で残る7高炉の操業率を高め、需要回復に柔軟に応じられる態勢を維持しながら、コストミニマム操業を追求する。

スポンサーリンク