2009年2月26日

宗岡鉄連会長 「1-3月が需要の底」

 日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長(新日本製鉄社長)は25日の定例会見で、「4―6月になれば鉄鋼需要産業における在庫調整が業種、会社ごとにそれぞれ進展し、鋼材需要も戻ってくるとみており、1―3月が需要の一番の底となるだろう」と語った。

 2009年度の全国粗鋼生産については、不透明な部分が多く見通しにくいとした上で「常識的には1億トン前後となるだろう」との見方を示した。