2009年3月5日

鉄スクラップ、東西で需要環境悪化

 関東地区の鉄スクラップ相場は続落基調をたどっている。地区電炉メーカーの購入価格が4日入荷分からトン1000円方下落し、足元はH2ベースでトン1万7000―1万8000円、高値1万9000円で推移。

 減産を背景にメーカー各社の消費量が落ち込んでいるなか、これまで市況をけん引してきた輸出が停滞しているため、地区内の需要環境は悪化している。

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