2009年3月9日

中央電工、減産20%超に拡大

 中央電気工業は4月以降、マンガン系合金鉄の減産を能力比20―25%に拡大する計画。昨年後半からの需要減を受けて、足元は10%程度減産しているが、4月以降はさらに販売量が減るとみている。

 先行きの需要は不透明ながら、2009年度を通じて能力比20―25%減産が続く場合もあり得ると想定。積み残しの原料高、製品安のなか減産する厳しい収益環境下で、昼間電力を使った操業を極力夜間操業に切り替えるなど、低操業で製造コストを最小化する方針。