2009年3月12日

鋼板輸入、大幅減へ

 今年1―3月の鋼板類の輸入量(3カ月トータル)は大幅な減少となる見通しだ。関係筋によると、ホットコイル(酸洗コイルを含む)が20万―25万トンと前年同期比40―50%減、冷延コイルが15万トン前後と同40%程度の減、めっきコイル(EGとGI)は6万5000トン前後と同26%程度の減、厚板が2万7000トン前後と同17―18%減と予想している。

 国内の不況深刻化による鋼板需要の大幅な落ち込みと在庫調整の遅れから、流通・ユーザーが昨秋以降、輸入鋼材の手当てを控えているためで、4―6月の入着量も1―3月並みの低水準となる見込み。

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