2009年3月26日

コイルセンター、出荷量 20年来の低水準に

 2008年度のコイルセンター出荷量は、前年度比15・7%減の1582万3000トンになりそうだ。全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)が経済産業省のヒアリング用にまとめたもので、近年で最も低かった01年度の1632万7000トンを下回る。

 02年から増加を続けてきたコイルセンターの出荷量だが、年度後半からの世界景気の激変によって自動車など製造業需要が急減したことで、一転してここ20年間で最低の水準にとどまる。