2009年4月7日

カラー鋼板市況、関西で5000-1万円下落

 関西地区のカラー鋼板市況が下落した。2008年前半の大幅値上げ以降、市況はほぼ半年間高値を保っていたが、09年の年初から在庫調整を進めたい流通の値引き販売が広がり始め、3月末までに中心価格はトン5000―1万円の値下がりとなった。

 薄板やカラー鋼板メーカーの販売価格が不透明なため底値感は見られず、今後も軟調推移が見込まれる。